GMJK371H〇紀州焼 葵窯 二代 寒川栖豊 十牛茶碗 牛図 茶道具 抹茶碗 茶陶 作家物 共箱 窯印 栞

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□ □ 商品説明 □ □


和歌山の伝統ある焼物「紀州焼 葵窯」。

本作品は、紀州焼 葵窯の陶芸家、二代 寒川栖豊(さむかわ せいほう)による「十牛茶碗」です。

共箱には「十牛 茶碗」と記されており、器の胴には、牛とそれを導く牧童の姿が描かれています。

「十牛図(じゅうぎゅうず)」とは、禅の修行における悟りへの道程を「牛」と「牧童」にたとえて表現したもの。

本作品では、茶碗の穏やかな白灰色の肌を背景に、堂々とした牛と、その牛を引く童子が生き生きと描かれています。

牛の身体には濃淡のある褐色を用い、輪郭を力強い筆致で描くことで、牛のたくましい姿を表現。

その横には赤い衣と黄色の衣をまとった牧童が描かれ、牛と牧童をつなぐ細い縄まで丁寧に描き込まれています。

緑色の草原を思わせる彩色も加えられ、全体として素朴でありながら物語性のある景色に仕上げられています。

器全体は丸みを帯びたおおらかな造形。

口縁から胴にかけて柔らかく広がり、腰から高台へと自然につながる姿には安定感があります。

高台は特徴的な割高台風の造形となっており、器を置いた際にも独特の存在感を感じさせます。

釉薬は淡い灰白色を基調とし、ところどころに淡い桃色や緑色、茶褐色の景色が現れています。

焼成によって生まれた自然な濃淡や釉薬の表情も、この茶碗ならではの魅力です。

見込みにも穏やかな釉薬の景色が広がり、抹茶を点てた際には、茶碗の内側から外側へと続く柔らかな色合いを楽しむことができます。

紀州焼 葵窯と二代 寒川栖豊。

二代 寒川栖豊は、初代から紀州焼の技を受け継ぎながら、茶陶を中心に独自の作陶を続けてきた陶芸家です。

紀州焼では、初代・寒川栖豊が熊野の石「那智黒」に着目し、「那智黒釉」を完成させるなど、紀州の風土を生かした作陶が行われてきました。

添付の「紀州焼葵窯の由来」の栞からも、紀州の古窯復興と葵窯の歴史をうかがうことができます。

本作は、そうした紀州焼の伝統を背景に、二代 寒川栖豊が「十牛」という禅味のある題材を茶碗に取り入れた趣深い一碗です。

約:実寸サイズ(mm)
w120×d115×h75

※若干の誤差はご了承下さい。

● コンディションランク【S】

S ×新品、未使用品
A ×未使用に近い
B ×目立った傷や汚れなし
C ×やや傷や汚れあり
D ×傷や汚れあり
E ×全体的に状態が悪い

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